プラムビレッジ僧侶団の「教育者のためのマインドフルネスデー」に参加した。
今回は広島から始まった僧侶団の旅でしたが、私がリアル参加できたのは一日だけ。
(円覚寺の横田老師との対談はアーカイブ動画で試聴した)
いつもの歌と法話とDEEPリラクゼーションだった筈なのだが、全てが心に深く沁みて暖かかった。
Zoomでは味わえない僧侶の皆さんのプレゼンスから直に安心や安らぎの感覚が伝わってくる。そして、私の隣の席の百合子さんの問いかけに応えてくれた僧侶の発言が心に沁みた。
戦禍の中で、また自然災害で闘っている人や苦しんでいる人が絶えない現代で、生徒を前に自分が何が出来るのかと迷うのは私ばかりではないのだ。
世の中は科学やテクノロジーが主流になり情報過多で、大切である筈の人や家族とのつながりがますます希薄になっている。
その中で私たちがいちばん大切にすることは、幸せな教師であること
悲しみや怒りを感じる自分をありのままに深く見つめ、自分の苦しみと共にいて、治したり取り除いたりしなくていい。欲望でも搾取でもない、ほんとうの幸せに向かって、自己への問いかけを忘れないこと。
座るだけではなく、歌うことも食べることも歩くことも休むことも瞑想になる。
はじめの頃は馴染めなかった歌のジェスチャーや立ち止まって味わう鐘の響き、みんなの中にあっても自分の内側を感じる落ち着きがあり、他者と共に聞き合うことが安心と安らぎを深めてくれた。
このタイミングで
またここに戻れてよかったと思う
はるばる日本に来てくださったプラムビレッジ僧侶団の皆さんと、オーガナイズや通訳や、お世話してくださったたくさんの皆さんに心から感謝します。
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