プラムビレッジ僧侶団「教育者のためのマインドフルネスデー」

プラムビレッジ僧侶団の「教育者のためのマインドフルネスデー」に参加した。

今回は広島から始まった僧侶団の旅でしたが、私がリアル参加できたのは一日だけ。

(円覚寺の横田老師との対談はアーカイブ動画で試聴した)

いつもの歌と法話とDEEPリラクゼーションだった筈なのだが、全てが心に深く沁みて暖かかった。

Zoomでは味わえない僧侶の皆さんのプレゼンスから直に安心や安らぎの感覚が伝わってくる。そして、私の隣の席の百合子さんの問いかけに応えてくれた僧侶の発言が心に沁みた。

戦禍の中で、また自然災害で闘っている人や苦しんでいる人が絶えない現代で、生徒を前に自分が何が出来るのかと迷うのは私ばかりではないのだ。

世の中は科学やテクノロジーが主流になり情報過多で、大切である筈の人や家族とのつながりがますます希薄になっている。

その中で私たちがいちばん大切にすることは、幸せな教師であること

悲しみや怒りを感じる自分をありのままに深く見つめ、自分の苦しみと共にいて、治したり取り除いたりしなくていい。欲望でも搾取でもない、ほんとうの幸せに向かって、自己への問いかけを忘れないこと。

座るだけではなく、歌うことも食べることも歩くことも休むことも瞑想になる。

はじめの頃は馴染めなかった歌のジェスチャーや立ち止まって味わう鐘の響き、みんなの中にあっても自分の内側を感じる落ち着きがあり、他者と共に聞き合うことが安心と安らぎを深めてくれた。

このタイミングで

またここに戻れてよかったと思う

はるばる日本に来てくださったプラムビレッジ僧侶団の皆さんと、オーガナイズや通訳や、お世話してくださったたくさんの皆さんに心から感謝します。

クリパルヨガフェス2024(@すみだパークプレイス)

新しい一歩を踏み出す春に✨

4月14日(日) すみだパークプレイスでクリパルヨガフェスが開催されます。

多彩な講師陣がクリパルヨガを紹介します。(三浦敏郎 & まきこさんも参加❗)

私は「フローを楽しむ~月礼拝」を担当します。

ぜひこの機会に、クリパルヨガをご一緒しましょう💕

月礼拝とは?

クリパルヨガの月礼拝はクリパルセンターの女性教師のグループが自分たち女性のために生み出した連続したポーズの流れです。

太陽礼拝が体を前後、縦方向に動かすのに反して、月礼拝は体を横に開く動きが多いのです。一見やさしく伸びやかな動きですが、実際にやってみるとかなりパワフルなんです。

今日の自分が何を受け取りどう動くのか、意識的な体験として味わっていただけたらうれしいです。シンプルで簡単なバージョンから体の奥深くを開く動きまで、さまざまなバリエーションをご紹介します。

新月や満月の日に限らず、特別な節目の日にはこの月礼拝で自分と向き合ってきました。月礼拝で体と心をオープンに開いて、皆さんと共にクリパルヨガを楽しむ時間にしたいです😊

お得な早期割引は3/24まで

「SASAYACAFE」特製ランチボックス申込は3/31まで

ご参加をお待ちしています!

詳細・お申し込みは

https://kripaluyogafes-2024spring.peatix.com

あけましておめでとうございます

皆さま、あけましておめでとうございます。

今年も新年早々にひとつ年を重ねました。
お世話になった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

元日は毎朝散歩する荒川河川敷で初日の出🆕🌄を拝み、新たなスタートを切りました。

今年は息子一家の帰国もなく、のんびり元旦を過ごしていたところ、突然の石川能登地震と津波の知らせに驚愕しました。

被災地の皆さま、ご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。わずかでも穏やかな時間がもてることを願うばかりです。

世の中の動向が速く、さまざまな情報に溢れていますが、困った時に助け合えるコミュニティの存在がほんとうに大切だなと感じます。

今年は、江東区でもリアルクラスを開催できるよう、動き始めようと思います。
皆さまと共にある喜びを分かち合い、私自身が生き生きと楽しめるように歩んでいきます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

プノンペン滞在記⑧番外編

プノンペン滞在中の4月30日に、宗教哲学者の鎌田東二先生の神話詩集を読む天空教室「顕神の夢ー開」の宴が鎌倉円覚寺の塔頭 龍隠庵で開催されました。
なんと私もプノンペンからZOOM参加することになり、天空一座の芸能仲間とたくさんの人々に助けて戴きとても豊かな一日を過ごすことが出来ました。

2部の直会では、発起人の石毛教子さんが精進されている日富美舞が披露され、参加者の方々からも貴重なお話が伺えました。
この日のZOOM操作をサポートしてくださった現代朗読協会の野々宮卯妙さんが鎌田先生の新作詩集『いのちの帰趨』を朗読してくださったり、翻訳家でマインドフルネス・ビレッジ村長でもある島田啓介さんが自作の詩を披露してくださるなど、とても楽しい宴になりました。

この日はちょうど亡き息子の誕生日でもあり、不思議なご縁に心から感謝です。(写真はZOOM映像より~右が天空一座(鎌倉円覚寺龍隠庵 )左が私(プノンペン))

プノンペン滞在記⑦旅の終わりに

楽しい時間はあっという間に過ぎて、最後のヨガクラスを終えた日の朝礼で、日本語学校の生徒から心暖まるプレゼントを戴きました。


自分がお世話になった先生にプレゼントを渡したことは何度もあったけど、戴いたのは初めてで、感無量でした。

60台半ばの私にとって見知らぬ土地の生活はかなりハードな日々で、途中から早く日本に帰りたいと思ったのですが、日本に戻って独り暮らしを再開すると、夢のような特別な時間だったのだなあと懐かしく思います。

暖かく迎えてくれた息子一家とプノンペンの日本語学校の生徒たち、そしてチワワのマロ。
すべてに感謝です。


プノンペン滞在記⑥イオンモールと観光地編

プノンペンには大きなイオンモールが3つもあり、日本の食材や生活用品は大体買うことが出来ます。プノンペンには日本食のお店が80店位あるそうです。


うどんやお刺身を食べたり、餃子の皮を探してもらって作ったりしました。
私は車の運転が出来ないので、いつも息子やチャントゥーに車かバイクまたはトゥクトゥクで送迎をしてもらいました。
携帯でトゥクトゥクを呼んで、一人で移動するのは、まだちょっとハードルが高かったです。
カンボジア人は殆ど町を歩かないので、町を歩いているのは日本人位と言われました。路上で寝ている人がいたり、引ったくりも多いそうです。

行ってみたかったセントラルマーケットとワットプノン、国立博物館にも連れていってもらいました。

セントラルマーケット

ワットプノン

国立博物館

プノンペン滞在記⑤カンポット旅行編

お正月休みには、カンボジアのカンポットという田舎町に家族旅行しました。

乾いた大地が続くカンボジアは山が少ない印象がありますが、カンポットは山と川と海もあり、素敵なリゾート地でした。


ホテルのプールで遊んだり、観光地を巡ったり、お正月で誰彼となく水を掛け合ってはしゃぐ人々に混じって孫の亜樹は大喜び。


カンポットはコショウの産地でもあり、何を食べてもコショウが効いています。
海岸近くの鮮魚市場でカニを大量に買って茹でてもらい、たらふく食べて帰りました。

プノンペン滞在記④カンボジアのお正月

カンボジアの4月はお正月にあたります。
今年は4月14日から17日だったので、日本語学校もお休みです。
前日には大掃除をして、みんなで学校の屋上でパーティーをしました。
チャントゥーがカンボジアのカレーや生春巻きを、私が日本食を代表してお結びを生徒と一緒に150個も作りました。
おでんや豚汁は、何しろ暑いので却下されたのです(笑)

まだまだあどけなさの残る生徒は数日田舎に帰れるのでとてもうれしそうでした。
息子の友人が運営する孤児院の子どもたちが、カンボジアの踊りを披露してくれました。


1年の終わりにみんなの健康と幸せの祈りを込めて。

プノンペン滞在記③バンコク旅行編

お正月前にタイのバンコクに家族旅行をしました。
タイのチャオプラヤー川のウォーターフロントでナイトクルーズ。


船上でタイ舞踊を見せてもらいました。
昼間はバンコクの3大寺院(ワット・アルン、ワット・ポー、ワット・プラケオ)を観光しました。

実はタイには息子の好きなラーメン屋さんがあり、2回も行きました。
カオマンガイやカニ料理もとても美味しかったです。

エメラルドグリーンの天井が美しいワット・パクナムは幻想的でとても綺麗でした。

プノンペン滞在記②日本語学校でヨガ指導

息子夫婦が運営する日本語学校は躍進会といいます。
https://www.facebook.com/yakushinkai.kaigo.nihongo.cambodia.japan2017

日本語学校の生徒は50人程。
先生と事務スタッフは12名。

カンボジアでは中々十分な収入を得られる仕事がないため、日本語学校に寄宿して半年程集中して日本語を学び、外国人を雇用する日本の企業の面接を受けます。
生徒はカンボジアの田舎出身者が多く、17歳から26歳前後のまだまだあどけない若者たちです。


この生徒たちが8時半から夕方まで日本語の授業を受けるので、私は自習時間を使って8時から25分間のヨガ指導をしました。
生徒全員がヨガは初めて。私もクメール語は分からないので、息子の奥さんのチャントゥーに通訳を頼みました。


場所は学校の屋上です。朝はいくらか涼しいとはいえ、30度前後。昼間は39度近くになる日もあります。
カンボジアでは学校教育の中に音楽や体育などの情操教育がないそうで、彼らにとっても貴重な体験だったと思います。


初めは難しいと首を傾げたり、恥ずかしがってクスクス笑ったりしましたが、シンプルにわかりやすく伝えることを優先し、段々面白さを感じてもらえたようです。
内面の気づきを大切にするクリパルヨガですから、胸やお腹に手を当てて、心臓の鼓動を聞いたり、目を閉じて内側を探る声かけを工夫しました。

大体15人程のクラスに別れて、全部で6~7回ずつのヨガを受けてもらい、簡単な太陽礼拝やいくつかのポーズの後で、シャバアーサナの体験をしてもらいました。
カンボジア人の先生7人にも2回ほどヨガを体験してもらい、先生も生徒もみんなでヨガする喜びを味わってもらえたなら、何よりうれしいです。

仕事が決まった生徒は日本で3年から10年程働いて、田舎の両親に仕送りをしながらお金を貯めて、カンボジアに戻ったら、洋服のお店やガソリンスタンドや学校の先生など、自分の夢を叶える道を歩みます。

日本語を学んだからといっても、慣れない異国での仕事や生活は大変だと思います。もし町で見かけるようなことがあれば、暖かい目で接してほしいと思います。

返信転送