息子夫婦が運営する日本語学校は躍進会といいます。
https://www.facebook.com/yakushinkai.kaigo.nihongo.cambodia.japan2017
日本語学校の生徒は50人程。
先生と事務スタッフは12名。
カンボジアでは中々十分な収入を得られる仕事がないため、日本語学校に寄宿して半年程集中して日本語を学び、外国人を雇用する日本の企業の面接を受けます。
生徒はカンボジアの田舎出身者が多く、17歳から26歳前後のまだまだあどけない若者たちです。

この生徒たちが8時半から夕方まで日本語の授業を受けるので、私は自習時間を使って8時から25分間のヨガ指導をしました。
生徒全員がヨガは初めて。私もクメール語は分からないので、息子の奥さんのチャントゥーに通訳を頼みました。

場所は学校の屋上です。朝はいくらか涼しいとはいえ、30度前後。昼間は39度近くになる日もあります。
カンボジアでは学校教育の中に音楽や体育などの情操教育がないそうで、彼らにとっても貴重な体験だったと思います。

初めは難しいと首を傾げたり、恥ずかしがってクスクス笑ったりしましたが、シンプルにわかりやすく伝えることを優先し、段々面白さを感じてもらえたようです。
内面の気づきを大切にするクリパルヨガですから、胸やお腹に手を当てて、心臓の鼓動を聞いたり、目を閉じて内側を探る声かけを工夫しました。
大体15人程のクラスに別れて、全部で6~7回ずつのヨガを受けてもらい、簡単な太陽礼拝やいくつかのポーズの後で、シャバアーサナの体験をしてもらいました。
カンボジア人の先生7人にも2回ほどヨガを体験してもらい、先生も生徒もみんなでヨガする喜びを味わってもらえたなら、何よりうれしいです。

仕事が決まった生徒は日本で3年から10年程働いて、田舎の両親に仕送りをしながらお金を貯めて、カンボジアに戻ったら、洋服のお店やガソリンスタンドや学校の先生など、自分の夢を叶える道を歩みます。
日本語を学んだからといっても、慣れない異国での仕事や生活は大変だと思います。もし町で見かけるようなことがあれば、暖かい目で接してほしいと思います。
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