もうすでにあるものに もう一度還る

10月7~8日に以前から気になっていた「 Irest Yoga Nidra Meditation」のWSを受講しました。

IRI (Integrative Restretion Institute)は、人々の苦悩を解決または防止するための教育とリサーチに貢献する団体です。

リチャード・ミラー博士が開発した Irest Yoga Nidra Meditationは、(単なるリラクゼーションにとどまらない)、心と体を一体化して健康や治癒やウェルビーイングへアプローチをするもので、PTSDや不安症、不眠症、慢性痛、うつ病、化学的依存症等を効果的に和らげ軽減する研究結果をもとに、現役(元)軍人や受刑者や公的機関に適用されているプログラムです。

まずリラックスして今を感じる

いくつかの問いかけを通して、自分の意識に現れる感覚、感情、呼吸、思考、イメージ、記憶などを認識し、受けとめる問いかけをします。
これらの変化する経験を通して、相応しい対応を探ります。

私にとっては、瞑想的なアプローチをするクリパルヨガとフェニックス・ライジング・ヨガセラピーのエッセンスをミックスしたような印象がありました。

古典的なヨガの伝統哲学が源流にあり、ヴェーダ~サーンキア~タントラの流れをくんでいるとのこと。
これはまさしく、クリパルヨガの源流にある哲学と同じ流れです。

以下の3つは、San Kalpa(サンカルパ)…ハートから生まれ、やがて時を経てそうなるもの

①自分のいのちの本当の願い

②それを果たすための目的、目標をできることから始める

③インナーリソース(自分の中にある平和、安らぎ、落ち着きの感覚)につながる

印象深かったのは、「インナーリソース」という考え方です。

自分が安心してリラックスでき、平和な気持ちになれる場所や、人や、ものにふれているときの自分をイメージします。
そして、それがからだのどの部分でどんな風に感じられるかを探り、実際にその感覚を体験します。

その安らぎや穏やかさとの繋がりをリアルに感じることが出来るようになることは、不変の観ている意識をやしない、必ずしも快だけではない現実を生きるときに、私たちを支え勇気づけてくれるのです。

問いかけをしながら、快と不快を交互に感じることや、徐々にネガティブなものを感覚として受け入れる練習(今出来ること)をします。

問いかけのステップを統合していくことにより、

観るものと
観られるもの
その間にある観ているという行為(to be)

これらを実際の感覚として感じさせてもらえたことは、とても興味深い貴重な体験でした。

自分がどこに向かっているのか…

自分との対話の中にか答えを見い出せた気がしました。

今回の講師のFuyuko Hirasawa Toyota さんは、オーストラリアで日本人としてIrest を伝えている方で、慈愛に溢れた素敵な方です。

来春も日本に来られ、今回のWSを更に深めてくださるそうです。

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