トラウマ・アプローチ・ヨガとは

8月9日にUTL(アンダーザライトヨガスクール) で受講した「トラウマ・アプローチ・ヨガ指導者養成講座」の報告です。

これは東北大震災後に人々の心のケアに役立つようなテクニックと理論を、米ボストンのトラウマセンターが研究開発したトラウマ・センシティブヨガを元に組み立てられたものです。

体と和解し、体を自分自身のものとして取り戻すための方法となるヨガのテクニックと理論であり、自己受容、自己信頼へとつながるものです。

トラウマを克服するために大切な6つの方法とは、

1.今ここの意識化(体の感覚、自分への興味を持たせること)
2.自分で選択すること(自分のちょうどいい場所や道具を選んで、実現化すること)
3.効果的な行動(環境、行動を自分で選択させること)
4.リズムをつくる(自分のリズムや他者とのリズムをつくること)
5.空間的適応(今いることを認知する)
6.意識化の動き(細かい生理機能に気づく)

トラウマの概念を学び、これらを元に実際にトラウマアプローチヨガを体験しました。
「普通のヨガとは違うものだと考えてください」と講師から言われましたが、まずは安心安全な環境で、呼吸や体を感じながら、ゆっくりと瞑想的に動いたり、いくつかの選択や有効な行動をとるように促したり、終わりが見えるようにカウントしたりします。
これらは、クリパルヨガの指導の手法と非常に重なるものが多くあり、改めて心理的なアプローチとして有効な指導法だと理解できました。

重いトラウマを抱えている場合は、本人は目を瞑ることができなかったり、体に触れられることに恐怖を感じたり、体の感覚を感じることさえ、無意識で拒絶する場合もあるようです。

体に触れられたくない
体を感じることが出来ない
脳が逃げる闘う反応を起こし、過覚醒を起こして眠れなくなるなど、様々なことが起こります。
通常、私たちの回りにも自分自身にも起こりうることなのです。

ヨガ教師として出来ることは、安心安全な環境の中で、今この瞬間に立ち戻る選択を促すことに他ならないし、生徒が自分の体を取り戻し、体と有効な関係を育めるような指導を心がけることが必要となります。

改めてクリパルヨガの可能性を確信したし、一人として同じ症状の生徒はいないのだから、生徒に寄り添い、励まし、時には見守ることが大切だと感じました。
睡眠障害の生徒さんや、体の感覚、心の動きを感じることが難しい場合にも、参考にしたいと思います。

今、プライベートクラスを指導していますので、色々な状態の方のお話を伺うことが可能です。

ヨガで出来ることは、

安全安心な環境の中で、まず安心して自分自身でいられること

呼吸や体に注意を向けて感覚を感じること

自分が心地よいと思う選択を選ぶ練習をしていくこと

心が奥深い場所に隠れている場合は、本当の気持ち、感情を体験するのは、時間がかかるかもしれません。

無理せず、今できるところから始めることが大切です。
私は専門家ではないので、直接トラウマを抱えた方の治療をするわけではありませんが、ヨガが出来る可能性は限りなくあると信じます。
私も過去にうつや耐え難い苦しみ悲しみを持ちながら、今こうして自分の人生の選択をする練習をしています。
いつもヨガの学びと共にあります。

トラウマアプローチの要素は、クリパルヨガの中に含まれていますので、もしご興味ある方はご説明いたします。
関心のある方は、お声かけください。

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